モニターレッスンを設定した理由

※当スクール初回座学時のアンケート調査で、受講者の方に1シーズンでゲレンデで内で滑る場所の比率を質問して、整地、コブ、パウダー、ポールバーン、パーク、その他の場所の中から、比率を%で記入していただいてましたが、集計をすると当スクール初回受講者の8割以上の方が1シーズンで整地を滑る割合が80%以上の方々でした、中には整地95%の方や100%整地しか滑らないという方もおられました、また、ホームゲレンデにコブが無い、教えてくれるスクールや人がいないという状況の方もおられましたが、受講者の方のほとんどがコブや深雪パウダーを含めた不整地よりも整地を好んで滑っているということが判明しています。

 もちろんポリシーとして整地しか滑らないという価値観も素晴らしいと思いますし、整地しか滑らないという方でも、レース経験者や指導者の方はあっさりとコブが滑れてしまう場合もありますが、受講者の多くの方に共通する症状として、

 

~整地を滑る機会が多いことから、コブ斜面で繰り返される斜度変化に体が追従できていない~

 

という点が挙げられます。

コブ斜面は凹凸の連続する斜面です。凸の部分と凹の繰り返しは言い換えれば「急斜面と緩斜面」の繰り返し、つまりは斜度変化の繰り返しと言うことができます。

 この斜度変化の連続は整地では経験できないものになります。

多くの方が、ここで初めて整地では問題が無いはずであったポジションの良し悪しが露呈してしまいます。

コブに入る回数の少ない方は、斜度変化に対するポジションを意識する機会自体が少ないため、コブ斜面でレッスンをして初めてポジションの重要性に気づかれる方もいます。

そしてその内の何人かは整地では問題ないポジションは取れていても、コブに入れば後傾になってしまっています。

 「そこをなんとかするのが、スクールやインストラクターでしょ!」というのは言うまでもない事実なのですが、滑りの癖や、日常生活での体の使い方の癖もあり、レッスンでコブ斜面に出てから後傾を治すことが難しいのも、これまた事実です。

軽度の後傾の方は雪上で治すことができますが、重度の方は「体の使い方」自体を見直す必要があります。

 

前置きが長くなりましたが、そこで当スクールがご提案したいのが、シーズン前にフィジカルレッスンで体の使い方を改善し、次にその動きを整地から練習することで、滑りを根本から変えることを目指す、雪上とフィジカルのセットの練習メニューです。

 

以下のような方にオススメです。

 

・シーズン中ほとんど緩斜面の整地しか滑らない、コブにもほぼ入らない

・コブを滑ったことがない、または数回しか滑ったことがない

・後傾の自覚がある、整地の急斜面、アイスバーンや深雪が苦手

・ポジションの良し悪しがわからない、体感できない、後傾かどうかもわからない

・体が硬い、前に上手く乗れない、ベンディングが上手くできない

・谷回りの部分を上手く踏めない

・ポジションを1から見直したい

 

上記に当てはまる方はシーズン前から、体の動きを改善しませんか?

雪上に出てから後傾に悩むよりは何倍も効率的でおすすめです。

 

当スクールのインストラクターは長年、後傾と戦ってきました。

今までのレッスン中に合計で5千回くらいは「前に乗ってください」と言っているはずなのですが、一般の受講者の皆さんにシーズン前のフィジカルレッスンの大切さがなかなか広がりません

 

当スクールには道内各地から受講されるスキーヤーは様々な思いで来られています。

コブ自体がなくて練習できない、教えてもらえる場所がない等で、少数ですが「後傾を克服したい」と切実な思いで来られる方もいます。

 

シーズン前のフィジカルレッスンと雪上レッスンとのセットでの実施は道内のスキースクールでもあまり例はなく、当スクールでも初めての試みであると同時に、少しでも多くの人に後傾を克服して、スキーの本当の楽しさを知ってもらいたい、フィジカルレッスンの大切さや効果を広めたいという思いから

今回は特別モニター価格で座学4時間、雪上3時間で通常価格16000円のところ、今回は半額の8000円でレッスンさせていただきます。

 

※10月20日より11月30日まで受付します。

※フィジカルレッスンの開催場所は旭川市内になりします。

※レッスン終了後にコメントを提出していただきます。